どーもKABUOです。
旅に行ってきました。
今回は霊山として信仰の対象とされ、
修験の修行場として栄えた
川原毛地獄の歴史と史跡をご紹介します。
川原毛地獄の歴史と史跡をご紹介!
硫黄が一面に立ち込める川原毛地獄、
生物や植物がいないその殺風景な様子は
地獄に例えるに相応しい寂しい場所です。
今回訪れたのは
秋の紅葉シーズンの真っ只中。
硫黄吹き出る白くゴツゴツとした岩肌に
赤く染まる紅葉はとの対比は
とても見栄えよく
毎年多くの観光客が訪れています。
前湯寺跡
その異様な風景から
地獄山とも呼ばれており
古代の時代から
修験の修行の場として知られ、
日本三大霊地の一つに数えられています。
その歴史は807年、月窓和尚によって
麓に霊通山前湯寺が建立。
829年、慈覚大師がこの地に訪れ、
地蔵菩薩と自作の面を奉献したと
記録に残されています。
現在川原毛地蔵菩薩のある
駐車場近くが前湯寺の跡地になります。
しかし立地の悪さから訪れる物も少なく
寺は荒廃の一途を辿りましたが
1393年、栴壇上人によって
前湯寺はさらに麓の
三途川に移建されました。
その後前湯寺は
稲庭城主小野寺道広によって
稲庭に移され嶺通山広沢寺と号し、
小野寺氏の菩提寺として
厚く帰依を受けました。
その後関ヶ原の合戦後、
秋田県に佐竹氏が入部し
久保田藩を立藩。
1622年、硫黄の採掘作業が始められ
1966年に終了するまで
300年近く採掘された
硫黄鉱山としての歴史もあります。
川原毛大滝湯
硫黄がモクモクと涌き出る川原毛地獄。
なんと近くに温泉があるそうで
その名も川原毛大滝湯!。
温泉は上流の川底から湧き出ており、
沢水と混ざり合うと
丁度良い湯加減になるんだとか。
滝の近くには脱衣場も設置されており
野良温泉を満喫する事が可能です。
僕も水着を着用して入浴しましたけど、
地元蔵王温泉のような
硫黄の匂いが立ち込め、
夏の季節が温度が
一番丁度良いとの事ですが
秋でも十分温泉を
堪能出来ました(* ̄∇ ̄*)。
泥湯温泉
川原毛地獄の観光帰りに
おすすめしたいのがこちらの泥湯温泉!。
開湯1200年の歴史があるそうで
病に苦しむ乙女が透明な湯に
入るのをためらっていたところ、
天狗が現れ米のとぎ汁のように
白く濁してくれたという
伝説が残っています。
お風呂上がりは肌がびっくりするくらい
スベスベになりますので
川原毛地獄と共に
ぜひ入浴に訪れてみてください。
こちらが川原毛地獄の場所です
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