どーもKABUOです。
秋田県の歴史と史跡を巡る
旅に行ってきました。
今回は秋田県鹿角市にあります城跡、
当麻館を巡りましたので、
お城の歴史や史跡の様子を
ご紹介します。
当麻館(毛馬内古舘)の歴史と史跡をご紹介!🏯
鹿角市十和田毛馬内古舘にあります
当麻館。
別名毛馬内古舘とも呼ばれる
中世の城跡になります。
その歴史は築城年代は不明ですが、
天喜年間(1053-58)
成田備中が代々居館したと考えられ、
その後中世戦国時代に入りますと
青森県三戸城を本拠地とする
南部氏が鹿角郡を領有。
1536年、南部政康の五男、
南部秀範が2000石を与えられ
当麻館に入り毛馬内氏を称し
以降当麻館は鹿角郡の領有を争う
檜山城安東氏に対する
最前線基地として利用されました。
その後、江戸時代に
南部氏は盛岡藩を立藩、
初代盛岡藩主南部利直の命により、
柏崎館の築城が行われると。
毛馬内氏は柏崎館へと移り、
当麻館は廃城となりました。
Googleマップで地形を確認しますと、
西に小坂川・南に汁毛川に囲まれた
高台に位置しており、
自然の地形を巧みに利用して
築城を行っっています。
また北は青森県津軽へ
南東は大湯を経由して
三戸まで結ぶ街道が通り、
交通の要所を押さえる
役割が地形図から読み取れます。
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現在城跡は毛馬内野球城として整備され、
お城の面影は残されておりませんが、
周辺には土塁や空堀と思われる
遺構も見受けられ、
また2008年に十和田毛馬内地区の
町割整備400年を記念祭で
毛馬内氏の発祥の地碑が建立されました。
唯一の遺構ですが
毛馬内同地区にあります
仁叟寺の山門は、
お城の搦手門を移築したもとの
伝えられてるそうですので
興味がある方は
ぜひ観光に訪れてみてください。
こちらがお城の場所です。
秋田県北エリア
城跡・山城・館跡
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