どーもKABUOです。
青森県中泊町にあります城跡、
中里城史跡公園にを訪れましたので、
史跡の様子やその歴史をご紹介します。
中里城遺跡の歴史と史跡をご紹介!
中泊町中里地区にあります中里城、
津軽中里駅から北へ1km程離れ、
標高50m程の高台に形成されました
古代・中世の集落・城跡で
中里城遺跡として
青森県指定史跡に登録されています。
発掘調査が行われた際、
縄文時代から現代に至るまでの
様々な石器や陶器などが確認され、
古代の時代には集落として活用され
平安時代の頃より空堀や土塁などが
整備されたと考えられています。
地政学的に観察しますと、
中世戦国時代には利用されました
五所川原市から中泊町小泊を結ぶ、
下之切街道が城下を横切り、
北には貿易港で繁栄した十三湖、
西には岩木川が流れています。
この事からKABUOの想像ですが
①街道の要所を押さえる必要性、
②十三湊や岩木川舟運での
貿易の拠点としての利用、
③大雨で岩木川の氾濫に備え
現在の高台に集落の形成及び
中里城の築城を行ったと考えられます。
お城の歴史については文献が少なく
城主には新関又二郎・中里半四郎、
高坂修理などの名前があるようですが、
どのように利用されたかは
不明となっています。
お城へと向かうには
中泊町営墓地から高台に登る道があり
史跡は公園として整備され散策も楽ちん、
案内板もしっかりと用意されてるので
予備知識無しでも充分楽しめます。
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以前は古来の住居を模した
模擬建造物がありましたが、
2024年に訪れた際には撤去され
少し残念でありましたが
古代の集落跡の形跡や堀跡、
また高台からは中里地区一帯を望め
古来から中世にかけての生活を
想像力を搔き立てながら見学でき
大変見応えがありました。
中泊町にお越しの際は
ぜひ中里城遺跡に訪れてみてください。
こちらが史跡公園の場所です。
五所川原市・北津軽郡
城郭・山城・館跡
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