どーもKABUOです。
青森県蓬田村にあります城郭跡、
蓬田城を巡りましたので、
お城の様子や歴史をご紹介します。
蓬田城の歴史と史跡をご紹介!🏯
村の駅よもっとより
程近い場所にあります蓬田城。
蓬田館・大館城・大館とも
別名呼ばれた中世の城跡で
現在は城郭跡に
蓬田八幡宮が鎮座しています。
発掘調査による、
縄文土器なども発見されるなど
古代の時代から集落が形成され
防御施設があったと考えられています。
城郭として整備されたのは
1238年、津軽地方を治めていました
津軽安東氏の一雄潮潟四郎道貞の
居城であったと伝えられてる事から
鎌倉時代には城郭として整備が行われ
地域の統治が行われてと考えられます。
その後南北朝時代の動乱によって
津軽安東氏と南部氏との抗争により
津軽安東氏は戦いに敗れ、
南部氏によって津軽地方は
統治される事となりました。
南部統治時代は
奥瀬健助氏が居城を行い
数代続いた後に
相馬則政が名を蓬田と改めて
蓬田城主となり地域を治めましたが、
1585年に津軽統一を目指す
大浦為信の反乱によって
蓬田氏は城を明け渡して
南部氏に逃れたと伝えられています。
城の範囲は約1.5km、東西1km、
南北800m程の平城に分類され、
北側・南側に深さ3m、
長さ約300m程の堀跡も確認され
その規模は国指定史跡にも登録された
浪岡城にも匹敵する
規模を誇っていたと考えられています。
またお城の立地を地図で確認する
城の南側には蓬田川が流れ、
東には陸奥湾が広がるなど、
蓬田川を天然の堀に見立てつつ
川舟を使っての物流の輸送や
陸奥湾での交易も行っていそうです。
伝承は残されていますが
詳しい歴史内容は不明な点が多いそうで、
境内近くに堀跡を確認できる位しか
史跡も残されておらず
少し見応えにかけるお城跡でした😓。
他サイトさんのブログを見ますと、
少し広範囲で散策を行った方が
土塁や堀跡も確認できるので
少し時間に余裕をもって
散策した方がいいかと思います。
蓬田村にお越しの際は
蓬田城の史跡巡りを行ってください。
こちらがお城の跡地です。
青森市・東津軽エリア
城郭・山城・館跡
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