KABUOのブラリ放浪記

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深浦町 関の甕杉・関の古碑群をご紹介!

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どーもKABUOです。

 

青森県深浦町にあります

県天然記念物・史跡に登録された

関の甕杉・関の古碑群を訪れましたので

その歴史と史跡の様子をご紹介します。

 

関の甕杉・関の古碑群をご紹介!

 

深浦町関にあります

関の甕杉・関の古碑群。

関という地名はこの場所に

関所を設けた事が地名の由来となり、

鎌倉時代よりこの地の統治を行った

津軽安東氏の支城がありました。

 

津軽で勢力を広げた安東氏ですが、

その後一族の内乱が始まると

関周辺を一帯に戦いが行われ

鎌倉幕府がこの争いに介入。

 

しかし乱は鎮圧されたものの

幕府の弱体化が露見され、

鎌倉幕府滅亡にも繋がった

歴史のターニングポイントを

向かえるきっかけとなった事件です。

 

 

関の甕杉・関の古碑群がある裏山に

当時使用された城跡が残され、

樹齢1000年を超える関の甕杉は

城郭の一部であったと考えられます。

 

敷地内にあります関の古碑群は

地域に散在してたものを

この場所に一つにまとめられ、

関の甕杉・関の古碑群ともに

津軽安東氏と関連があり、

鎌倉・南北朝時代の

津軽の歴史を物語る

貴重な文化財として物語っています。

 

津軽安東氏は当時蝦夷地まで勢力を広げ

時の幕府と親密な関係を構築を行うなど

絶大な権力を有しましたが、

その後南部氏との戦いに敗れ没落、

秋田檜山に逃れ奪還を試みましたが

その願いは悲しく叶う事は

ありませんでした。

 

青森県津軽地方といいますと

津軽為信や南部氏との抗争ばかり

目立ちますが、

鎌倉時代・南北朝時代の

津軽安東氏の歴史もかなり面白く、

後に秋田で勢力を広げ、

江戸時代には福島田村藩の統治を行う

秋田氏(檜山安東氏)まで続くので

秋田県の歴史を学びたい方にも

おすすめしたい歴史スポットです。

 

深浦町にお越しの際は

関の甕杉・関の古碑群に

ぜひ訪れてみてください。

 

 

こちらが史跡の場所です。

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