KABUOのぶらり旅日記

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今別町 赤根沢の赤岩をご紹介!

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どーもKABUOです。

 

青森県今別町にあります

青森県指定天然記念物、

赤根沢の赤岩を訪れましたので

その歴史をご紹介します。

 

赤根沢の赤岩をご紹介!

 

今別町砂ケ森にあります

赤根沢の赤岩。

 

砂ケ森という地名の由来は

川の名という説や、

浜に大きな砂山があった事から

地名の由来となったそうで、

縄文時代の古来より

土器などの塗料としても使用された

ベンガラの原料となる

赤い岩や赤土が採掘されました。

 

 

江戸時代になりますと

弘前藩によって番所が置かれ

採掘の厳重な管理を実施し、

岩木山神社の赤鳥居の塗装や

江戸幕府にも献上を行い、

日光東照宮などの

寺社の修理にも使用されたようです。

 

弘前藩2代藩主津軽信枚が

海上輸送の安全を祈願を行うため

近くに山神社の建立も行ったそうですが、

1783年、この地を襲った飢饉のあとは

廃山されたと考えられ、

大雨が降った後は海に流れ込み

付近一帯を赤く染めたとの

記録も残されています。

 

 

天然のベンガラを産出する所は

全国的にも大変珍しいそうで、

その貴重性から

青森県指定天然記念物に

登録されています。

 

現在でも採掘が行われた洞窟跡が残され、

むき出しされた岩石も見受けられなど

深い紅色をした岩石は

結構見応えがあり写真映えもしそうです。

 

今別町にお越しの際は

赤根沢の赤岩に

ぜひ立ち寄ってみてください。

 

 

こちらが赤根沢の赤岩の場所です。

 

青森県・北津軽エリア

天然記念物

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