どーもKABUOです。
青森県今別町にあります寺院
始覚山 本覚寺を訪れましたので
県文化財に指定された青銅塔婆や
お寺の歴史や境内の様子を
ご紹介します。
始覚山 本覚寺の歴史をご紹介!卍
今別町役場から程近い場所にあります
始覚山 本覚寺。
天元年間(978~983)に恵信僧都作の
阿弥陀・観音・勢至菩薩像を
祀ったのが始まりとされ、
その後お寺は一時荒廃しました。
1651年、湯殿山大日方別当より
修験者の派遣を行い坊を建て復興を行い、
1653年に武蔵の国より浄土宗白旗の僧
安長が下向をしその跡を継ぐと
1657年には名浄土宗名越本山である
岩城専称寺の配下となり
山号・寺号が許されるなど、
津軽半島でもっとも古い寺院だそうです。
1718年に住職となりました
本覚寺5世貞伝和尚は
昆布の養殖業を指導するなど
地域の活性化を図った事から
漁師からは篤く崇敬されました。
しかし1727年に死期を悟ると
山形県新庄市の鋳物師小原安兵衛を招き
青銅製の自らの墓を建立、
みずからその下に入滅を行い
即身成仏となられたそうです。
現在そのお墓は一般公開され
鋳物技術も素晴らしい事から
文化的価値も高く
青森県指定文化財に登録されています。
今別町に立ち寄った際は
ぜひ始覚山 本覚寺に訪れ
参拝や見学を行ってみてください。
こちらがお寺の場所です。
青森市・北津軽エリア
神社仏閣
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