どーもKABUOです。
青森県今別町を
ぶらり町歩きしてきましたので
町並みの様子や歴史をご紹介します。
青森県今別町をぶらり町歩きしてきました🚉
青森市から北に50km程離れた今別町。
鎌倉時代、奥州平泉で自刃したとされる
源義経が当地まで
逃げ延びたとの伝承が残されています。
その伝承によると
この地で宿泊を行った際に
大雨によって一日で
「昨日の浅瀬が今日の淵になった」と
河川が増水し驚いた事から
今淵という命名が名付けられ、
のちにこれが訛って今別となったのが
町名の由来となったそうです。
中世戦国時代には
大開城の領主によって統治が行われ、
地区内にあります今別八幡宮は
大開城主平杢之助の妻が建立したとも、
浪岡城主北畠具運が創建したとも
いわれています。
江戸時代には外ヶ浜町三厩から
蝦夷松前藩を結ぶ
松前街道の宿場町として整備され、
特産品でありました
青森ヒバの積み荷を行う集積所や
北前船や寄港地やとして栄えました。
また本覚寺5世貞伝和尚によって
昆布の養殖や新しい漁獲方法も確立され
今別の昆布は上方でも評判が良く、
長崎に運び込まれ中国まで
輸出されたとの記録も残されています。
本覚寺の歴史と史跡を
詳しく紹介した記事はこちら
現在の町並みは旧宿場町がありました
今別役場を中心に整備が行われ、
数は少ないですが商店も並んでいました。
北海道新幹線が走ります
奥津軽いまべつ駅が町内にありますが、
中心街から離れているので
アクセスも少し不便で、
人口減少もあってか
少し寂れた様子の悲しい町並み。
しかし今別町で飼育されたブランド牛、
いまべつ牛を使用した特製ステーキや
今別漁港で水揚げされた魚介類などの
美味しいご当地グルメが頂けますので
津軽半島に旅行でお越しの際は
今別町にもぜひ立ち寄ってみてください。
青森市・北津軽エリア
神社仏閣
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