どーもKABUOです
旅に行って来ました。
今回は横手駅から横手市中心街を
ブラリ散策しましたので
現在の町並みとその歴史をご紹介します。
横手市中心街をブラリ旅🏍️
横手駅
横手市役所
横手盆地中央部の東端に位置する
横手市中心街。
横手という地名の由来ですが
横手川が大きく蛇行して北流しており
横土手・横土堤から転化であるという説や
横の方向にある集落という意味から
地名の由来になったと考えられています。
その歴史は横手川流域からは縄文時代や
古代の時代にかけての
遺跡が発見されており、
後三年の役の後に
奥州藤原氏によって統治され
拠点として使用された
大鳥井山遺跡が町の北部新坂町に残され
国指定史跡にも登録されています。
大鳥井山遺跡の歴史と史跡を
詳しく紹介した記事はこちらです
小野寺秦道墓所(正平寺)
横手平城跡
平鹿と名を変え一族を各地に配置し
平鹿郡一帯の統治を行いました
その後戦国時代に差し掛かると
稲庭城主小野寺氏が
平鹿郡にまで勢力を広げ、
小野寺秦道の代に居城を沼舘城へと移し
南部氏や近隣勢力と対抗する最中、
横手平城を拠点とする横手光盛は
金沢八幡宮の衆徒金乗坊と共に逆心を企て
秦道の子、稙道を湯沢城で敗死させています
小野寺秦道の墓所が残されており
横手市指定史跡に登録されています。
また横手市平城町にあります
横手平城には逆心を企てた横手光盛の
平城の乱を詳しく説明した
案内板が設置されています。
横手公園(横手城址)
しかし稙道の子である小野寺景道は
庄内大宝寺氏を頼りに落ち延び
その三年後には再帰を図ると、
逆心を企てた横手光盛らを滅ぼし、
新たに横手城を築き居城します。
景道の巧みな外交・政治手腕によって
小野寺家は勢力を拡大する事に成功するが、
近隣勢力の圧迫によって
徐々に国力を落とし、
関ヶ原の合戦では西軍に与した事から
改易となりました。
横手城の歴史と史跡を
詳しく紹介した記事はこちらです。
横手神明社
横手城は藩の重要拠点として廃城を免れ
佐竹氏の有力家臣が城代として入城すると
城下町としての整備が本格的に行われ
現在の町並みの基礎が形成され
また羽州街道の宿場町として
多くの人々が往来し栄える事となります。
しかし戊辰戦争では新政府軍に与した事から
町も戦禍に巻き込まれる事となりました
その後1905年に横手駅が開業すると
平鹿郡の経済の中心部として
交通や物流の飛躍的な発展を遂げる事となり
平鹿郡一体の近隣町村と合併を行った事で
新政横手市が誕生しました。
こちらの横手神明社は1716年に勧請され
所蔵する銅錫杖頭は国重要文化財に
登録されています。
歴史の説明はここまでとして
ここで横手市をブラリ散策、
羽州街道に沿って古い道沿いを進むと
情緒がある建物が残されています。
古い町並みが残されていますが
国道１３号線沿いの
イオンやショッピングセンターもあってか
町の中心部でありながらも
シャッターが閉まっており
ちょっと寂しい印象を受けちゃいましたね～
横手市ふれあいセンター
かまくら館
現在横手市では横手公園や
ご当地グルメである横手焼きそばや
観光スポットにも恵まれていますので
秋田県に旅行にお越しの歳は
ぜひ横手市に訪れてみてください
こちらが史跡の場所です
横手市ぶらり町歩き
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