KABUOのブラリ放浪記

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横手市 保呂羽山波宇志別神社の歴史と史跡をご紹介!⛩️

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どーもKABUOです。

 

秋田県横手市の歴史と史跡を巡る

旅に行ってきました。

今回は横手市大森町にあります、

古来より山岳修験により栄えた

保呂羽山波宇志別神社に訪れましたので

その歴史と史跡をご紹介します。

 

保呂羽山波宇志別神社の歴史と史跡をご紹介⛩️

 

仁王門

 

秋田県大森町八木沢にあります保呂羽山、

出羽山地の中でも三角形をした目立つ山で、

古くから山岳信仰の霊地として知られており

昔この山にたくさんの鷹が飛んでいたので、

「保呂羽山」と名付けられたといい、

山頂には波宇志別神社本殿が

建立されています。

社伝によると奈良時代の757年に

大和国吉野金峰山蔵王権現を勧請し

創建されたと伝えられており、

波宇志別神とは農業の神様だとも

言われているそうです。

 

登山口は4ヶ所程あったそうで、

横手市大森町八沢木中房には

保呂羽山波宇志別神社の守護の神門として

建立された仁王門が残されており、

左右二体の仁王様の大彫刻が安置され、

横手市指定文化財に登録されています。

 

 


保呂羽山波宇志別神社 神楽殿

 

その後仏教が広まると神仏習合の教えから

保呂羽山は山岳修験の修行の山となると、

古代出羽国で勢力を広げた清原氏

太閤検地の際この地を訪れた

上杉景勝家臣色部長真は

保呂羽山の神を分霊・奉持し

自国越後に帰国、

領内に保呂羽堂を建立を建立、

また江戸時代秋田県に入部した

久保田藩主佐竹氏と歴代統治者の

厚い崇敬を集めました。

 

保呂羽山本殿山麓、八沢木宮脇にあります

こちらの保呂羽山波宇志別神社 神楽殿

重要文化財に登録されており、

かつて弥勒堂とも本宮とも呼ばれ、

毎年5月8日の例祭では

湯立神楽の神子舞が行われています。

 

 

 

保呂羽山波宇志別神社 里宮

 

保呂羽山波宇志別神社は

歴代大友氏・守屋家両氏により

別当が勤められ

管轄が行われておりましたが、

1853年に守屋家からの出火によって

止宿していた参拝人が焼死するとともに

藩主判物等が焼失した責任を問われ追放、

現在でも大友家が宮司を勤め、

毎年11月7日夕刻から翌朝にかけて

1200年余の伝統を持つ

保呂羽山の霜月神楽の奉納が行われ

五穀豊穣を祈る大切な神事が

執り行われているそうです。

 

 

 

ほろわの里資料館

 

保呂羽山波宇志別神社 神楽殿から

程近くにあります

こちらのほろわの里資料館では

保呂羽山波宇志別神社や山岳信仰

歴史を詳しく紹介されており

入館無料ですのでぜひ参拝に訪れたおり

立ち寄ってみてください。

 

今回時間の関係で保呂羽山への登頂は

叶いませんでしたが

時間があるときに再び横手市に訪れ

散策にしたいと思います(´▽`)。

以上保呂羽山波宇志別神社の

歴史と史跡のご紹介でした。

 

 
こちらが史跡の場所です。
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