どーもKABUOです。
秋田県雄勝地方の歴史と史跡を巡る
旅に行って来ました。
今回は小安峡温泉に川原毛地獄等、
湯沢市きっての観光スポット、
湯沢市皆瀬地区をバイクで
ブラリ散策しましたので
その時の様子をぬる~くご紹介します。
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秋田県湯沢市皆瀬地区をブラリ旅
小安御番所
秋田県湯沢市皆瀬地区
古代より前九年の役・後三年の役、
中世の雄勝・平賀郡を押さえた
小野寺氏がこの地に入部した際、
軍道として利用した
小安街道沿いに集落が形成されました。
こちらの番所は江戸時代に
久保田藩佐竹氏によって
整備された番所跡地です。
小安峡
小安番所から少しバイクを走らせると
小安峡温泉に到着します。
小安温泉峡の他に奥小安温泉峡・泥湯温泉と
ここ湯沢市皆瀬地区には温泉が多く噴出!。
小安温泉峡はさっぱりとした温泉、
奥小安温泉峡は秘湯感溢れる隠れた名湯、
泥湯温泉はしっとりとした泥をまとい
肌がスベスベになる事間違いありません。
どの温泉も素晴らしく、
3湯すべてを巡るのがおすすめ!。
また温泉も最高ですが
小安峡は遊歩道が整備され、
そこから渓谷に下ることができ
景観を楽しむこともできますので、
温泉と一緒に楽しんでみてください。
小安温泉・奥小安温泉を
詳しく記載した記事はこちらです。
川原毛地獄
小安峡温泉から県道310号線沿いを
バイクで走らせると
こちらの川原毛地獄に到着。
硫黄が立ち込める殺風景な風景は
まるで青森県の恐山のよう!。
その歴史は807年、月窓和尚によって
麓に霊通山前湯寺が建立。
829年、慈覚大師がこの地に訪れ、
地蔵菩薩と自作の面を奉献したと
記録に残されており、
日本三大霊地の一つに数えられています。
ここは秋の紅葉の季節に訪れると
殺風景な硫黄の岩肌と紅葉のコントラストが
メチャクチャ映えますし、
夏場には天然の滝を利用した
川原毛大滝湯の入浴が可能ですので、
おすすめスポットです。
川原毛地獄の歴史と史跡を
詳しく紹介した記事はこちらです。
佐太子館沼
(皿小屋沼)
産直施設佐太子館から
程近い場所にあります
皿小屋沼には悲しい民話が残されています。
昔この地に三浦徳兵衛という豪濃がいた。
その家に佐太子という女中がおり、
美しくやさしい娘であった。
主人の徳兵衛が懸想したが、
娘はなかなか思うとおりにならなかった。
あるとき佐太子があやまって
家宝の皿を割ってしまった。
主人は怒って、その罰として
裏の沼を十回泳ぎ回るように命じた。
佐太子は主人の命とあればいたしかたなく、
沼に入り一回二回と泳ぎ回ったが、
かよわい娘のこと、七回半回った時は、
精魂つきはて、ついに水中深く沈んでしまった。
そしてそのまま沼の主となってしまった。
その後、村第一の豪濃と称された
徳兵衛は家産も傾いて、
いつのまにか家も絶えてしまった。
村人は佐太子の恨みのためと
うわさし合ったという
この沼が佐太子沼であり、
地名にちなんで皿小屋沼とも呼んでいる。
現在でもその沼は残されており、
そのような悲しい民話があった事なんか
分からないくらいゆっくりと水面を揺らし
豊かな自然に囲まれています。
菅生橋
小安峡温泉から皆瀬小学校や
湯沢市支所がある皆瀬地区の中心地に到着。
スーパーやコンビニはありませんが、
町の中央に皆瀬川が流れ、
集落には秋田県指定文化財に
登録された菅生橋があります
こちらは架橋を実現した技術の高さ、
典型的な構造形式をもつ外観の美しさ、
さらににはこの地域の社会生活にとって
かけがえのない存在として
愛着をもたれ保存されているなど、
土木建築の近代化遺産として、
高く評価されています。
皆瀬地区集落
今回バイクで湯沢市皆瀬地区を
気のままにツーリングを行いましたが、
湯沢市の中心地から遠く
なかなかアクセスは大変ですが
温泉はあるし自然は豊かだし、
川原毛地獄を代表する
史跡を見ごたえがあり
めちゃくちゃ良い場所でした。
ゆったりとした時間を楽しみたかったら
ぜひ湯沢市皆瀬地区に訪れてみてください。
こちらがアクセス場所です。
湯沢市雄勝郡のブラリ旅
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