どーもKABUOです。
歴史と史跡を巡る旅に行って来ました。
今回は鉱山によって栄えた
小坂町にあります娯楽施設、
康楽館の歴史と史跡をご紹介します。
康楽館の歴史と史跡をご紹介!。
小坂町小坂鉱山
松ノ下にあります康楽館。
1861年に小坂鉱山の発見により、
小坂町は鉱山の町として近代化を迎え、
その後大きく発展を遂げる事となりました。
同鉱山の経営を行った藤田組は
(現DOWホールディングス)に
鉱山労働者の為に福利厚生に勤め
社宅の整備の他、病院・アパート
鉄道等のインフラ整備も行い
その中に娯楽の為に作られた
芝居小屋がこちらの康楽館です。
1910年に建築され、
天井と外観正面はゴシック様式、
内部は桟敷席と花道を備えた
江戸時代後期の歌舞伎小屋風という
和洋折衷の建物となっており
最大607名も収容でき、
芝居小屋の中で現存最古のものとして
国の重要文化財に登録されています。
老朽化のために1970年、
いったん閉鎖が行われましたが、
1980年から町営劇場として復活、
現在では歌舞伎や落語の講演も行われる
現役の芝居小屋として
多くの観光客が訪れています。
こういった舞台裏も見ることができ
講演に参加された演者さん達の
サインがヅラりと並びます。
建物は2階と地下にわかれ、
地下には回り舞台を回す、
このような仕掛けが施されており、
見ごたえがありました。
小坂鉱山事務所からも程近く、
小坂鉄道レールパークともに
共通券で入場可能ですので、
康楽館にぜひ来館してみてください。
こちらが施設の場所です。
小坂町観光スポット
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