どーもKABUOです。
山形県荘内地方の歴史と史跡を
巡る旅に行ってきました。
今回は最近パワースポットで話題の
丸池様の歴史と史跡について
ご紹介します。
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丸池様の歴史と史跡をご紹介!🏞️
山形県遊佐町直世にあります丸池様。
鳥海山西麓に位置しており
地名の直世(すぐせ)の由来ですが、
地元では鳥海山をすぐせ山と称して呼び、
古来より鳥海山とは密接な関係があり
丸池周辺には小山崎遺跡などの
縄文遺跡も発掘され縄文時代から
水にまつわる信仰の場所として
崇められてたと考えられています。
駐車場も完備され丸池様まで
徒歩で数分で到着出来ますので
気軽に散策が可能となっています。
古代大和政権化の時代、
在来の蝦夷の民と激しく対立する中
東北まで勢力を広げた大和政権は
何度も噴火を繰り返す鳥海山に
自然への畏怖や蝦夷反乱の凶兆と捉え
国家鎮守と蝦夷の怒りを治める目的として
564年、鳥海山山頂に
大物忌神社の建立を行ったと
記録に残されています。
その後仏教の伝来により
役小角・弘法大師によって鳥海修験が確立、
こちらの丸池も信仰の聖地として
修験者や地元住民も参拝に訪れました。
こちらの牛渡川は鳥海山から流れる伏流水で
秋には鮭の遡上を鑑賞する事ができ
透明度は高く鳥海山の自然の恵みを
ダイレクトに感じる事ができる
人気スポットです。
また1051年~1062年、
前九年の役で安倍宗任と戦った
鎌倉景政が宗任に左の目を弓で射られ、
同業に矢を抜いてもらい、
この池で目を洗ったところ、
池が真っ赤に染まり
それ以来この池に棲む魚は
片目になったいう伝説が残されています。
こちらが丸池神社こと通称丸池様。
創建年代は不明、
鳥海山大物忌神社の末社の一つとされ
丸池神社の本殿は、
神池を拝むような形で配置されており
祭神は田心姫神・湍津姫神・市杵島姫神と
宗像三女神が祀られています。
丸池神社側にありますこちらの神池。
直径は20m、水深3.5m
鳥海山の湧き水だけで満たされ
鳥海山山頂の鳥海湖と丸池様の水脈は
地中深く通じているという言い伝えも、
光の屈折によって色々な色合いに見える
エメラルドグリーンに輝く泉は
とても幻想的でした。
2009年、丸池神社境内を含め
国指定史跡鳥海山として登録され、
青く輝く神秘的な神池を見ようと
毎年沢山の観光客が訪れています。
山形県遊佐町に観光にお越しの祭は
ぜひ丸池様に足を運んでください。
以上丸池様の歴史と史跡をご紹介でした。
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