どーもKABUOです。
山形県庄内地方の歴史と史跡を
巡る旅に行ってきました。
今回は鶴岡市にあります庄内藩校、
旧致道館に訪れましたので
その歴史や史跡をご紹介します。
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旧致道館の歴史と史跡をご紹介!🏯
表御門
開館時間 09:00-16:30
定休日 毎週水曜日
入館料 無料
鶴岡市馬場町にあります旧致道館。
鶴ヶ岡城三の丸に位置するこちら、
1805年、庄内藩主9代酒井忠徳が
士道が乱れ華美を好み横暴をきわめ退廃した
士風を刷新して藩政の復興を図るために
大宝寺の地(現駅前通り日吉町)に
学問所を創設したのが始まりです。
館内案内図
その後1816年、
10代藩主酒井忠器は政教一致をはかるため
居城に近い三の曲輪内の現在地に移し、
藩の政務を処理する会所と学校とを合わせた
珍しい仕組みとして整備しました。
「致道」とは『論語』第19章の一説
「君子学んで以て其の道を致す」の
一説から致道館と名付けられました。
講堂
致道館の教育方針は徂徠学を本旨とし、
画一的な講釈を好まず
客人の能力に応じた少人数を対象とする
個別的な指導方をとったために
多くの小教場を必要とし
数多くの室が設けられました。
講堂内
明治維新により1873年、
廃校となった後は苗秀学校
鶴岡県庁・鶴岡警察署等に使用され、
明倫学校・朝暘小学校等の校舎と変遷し
復元工事を経て1972年
一般公開されるようになりました。
講堂内には庄内藩や旧致道館
まつわる歴史資料が展示されており
見ごたえがありました。
広大な敷地は約15000平方メートルに及び、
現存する建物のほかに神庫や養老堂、
句読所をはじめ舎生の寄宿する
本舎などの学舎が建てられ
武術稽古所さらには矢場や馬場があり
現在は聖廟・廟門・講堂・御入間
表御門・東御門・西御門が残っており
東北地方では遺構が現存する
唯一の藩校として国指定史跡に登録されています。
鶴ヶ岡城や致道博物館ととも程近く
庄内藩の歴史が学ぶことが出来ますので
山形県庄内地方に観光にお越しの際は
ぜひ旧致道館に来館してみてください
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こちらが施設の場所です
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