どーもKABUOです。
山形県庄内地方の歴史と史跡を
巡る旅に行ってきました。
今回は鶴岡市あつみ温泉の歴史と史跡
温泉街の様子をご紹介します。
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あつみ温泉の歴史と史跡をご紹介!♨️
山形県鶴岡市湯温海甲にあります
あつみ温泉。
古来鶴岡市の湯野浜・湯田川の
両温泉とともに庄内三湯の
1つに数えられています。
その歴史は西暦849年、
温海岳の鳴動の際温海川に
湧出したのが起源だと言われており、
また821年弘法大師が発見した説や
行者によりが発見された説、
鶴が傷ついて脛を浸していたところを
発見した説など諸説あり、
温海川が流れる川沿いには
4月には桜が咲き誇り県内でも有数の
桜の名スポットとなっています。
湯治場の形成されたのは鎌倉後期だとされ、
江戸時代酒井忠勝が入部し庄内藩を立藩、
藩主の湯役所が設けられて以来
温泉地の情景を見せるようになり、
訪れる文人墨客も多く与謝野晶子や
横光利一・斎藤茂吉等が訪れました。
地名の由来ですが湧出した温泉が
海にまで流れ温められた事から
温海という地名の由来となります。
ひなびた温泉街を歩きますと
足湯やお土産物屋、歴史のある
温泉宿が並び風情を感じることができ、
それほど激混みって訳でもなかったので
落ち着いて湯治が出来る
温泉街となっておりました。
温泉神社
こちらの温泉神社は温泉が湧きだした際、
この湯が沢の如く流れ出るところを
湯の神と崇めのちに湯蔵権現と称し
そのそばに湯蔵権現を建立して
奉祀した事から始まりました。
しかし明治元年の神仏分離令により
湯蔵権現を湯倉神社と改称、
1951年のあつみ温泉大火により
焼け出されてこの背後の山地に
再建される以前はこの場所にありました。
神社境内では300年以上の歴史を持つ
あつみ温泉の朝市が開催され
能登輪島の朝市、飛騨高山の朝市と並ぶ
歴史のある朝市の一つとも称されており
鼠ヶ関漁港で漁獲された海鮮物や
地元の野菜が並び観光客を楽しませています。
今回は朝市は観光できませんでしたが
鼠ヶ関のイカの一夜干しはとても有名で
味も良くお土産にはとてもぴったりです。
温海温泉バラ公園
熊野神社境内にあります
温海温泉バラ公園。
その歴史はあつみ温泉大火による
火災からの復興を願い1962年、
地元旅館館主や有志の方々から
約500本のバラが寄贈されたことから
バラ園の造園が始まりました。
6月~10月頃にかけて
色鮮やかなバラが咲き誇ります。
入園も無料で気軽に散策でき
咲き始めの6月頃には
あつみ温泉ばら園まつりが開催されるので
それほど暑くない6月頃が観光におすすめです。
大清水公園
この清水は昭和天皇が
「雨けむるみどりの山はしづかにて
庭の山かと思いけるかも」と
お詠みになれた温海岳を源流とし
古来より大樹の根本より
こんこんと湧き出ています。
この清水を詠んだものとして
建部山比子碑があり
地元住民をはじめ遠方より
名水を求めるお客様にも親しまれています
(現地説明板引用)
こちらは里の名水・やまがた百選にも選ばれ
真夏に訪れますとひんやりとして冷たく
清涼感に包まれるおすすめスポット
公園隣のそば屋大清水では
この水にさらして作るそばが頂けます。
最近では足湯も楽しめるカフェもオープンし
若い方も多く訪れており
これからもあつみ温泉には目が離せません!
山形県庄内地方に観光の際は
あつみ温泉にぜひ訪れてみてください
以上あつみ温泉の歴史と史跡のご紹介でした。
こちらがアクセス場所です。
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