どーもKABUOです。
2019年10月
山形市蔵王温泉に行ってきました。
古い歴史を持つ蔵王温泉の歴史と
温泉街の様子をご紹介します。
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蔵王温泉の歴史と温泉街をご紹介!
蔵王温泉街
日本最古の温泉の一つに数えれ
とても古い歴史を持つ蔵王温泉。
その歴史は西暦110年、
大和武尊が蝦夷征伐の際、
従軍した吉備多賀由(きびのたがゆ)が
毒矢に当たり苦しんでいる時、
家臣が温泉を発見し入浴したところ、
快癒してこの霊泉に救われたと
感謝して大和の国へと帰られた。
それ以来、高湯(多賀由)温泉と
名付けられたと伝えられ
米沢市白布温泉と
福島県高湯温泉とともに
奥羽三高湯の一つに数えられ
その後1950年、
現在の蔵王温泉へと名称が変わり
現在に至ります。
蔵王温泉大衆浴場
蔵王温泉の泉質は強酸性の硫黄泉で
古くから皮膚病に効能が良いとされ
肌を白くする効能があることから
姫の湯とも別名呼ばれており
独特の硫黄の匂いが温泉街を漂い
温泉を一口舐めると渋い酸味が
口に広がるところから酢川という
河川が温泉街を流れております
酢川温泉神社
こちらの酢川温泉神社は
西暦834~847年頃に
創建されたのが始まりだとされます
その後、蔵王修験が盛んになると
瀧山や蔵王連峰に向かう修験道の
修行の地として行者が参拝に訪れ
温泉に浸かり垢を落としたとされます
最上義光の力石
山形の基礎を作り上げた
山形城主、最上義光も蔵王温泉へ
訪れた歴史が残されております。
義光16歳の頃、
父義守にともなわれ
わずかな家来とともに
蔵王温泉に湯治に訪れたところ、
ある夜、警備が手薄なのを見て
数十名の盗賊が襲撃しました。
この時義光は盗賊の真っ只中に
切り入って敵の首領を討ち取ったと
記録に残されております
温泉神社の参道沿いにあります
こちらの最上義光の力石は
義光と家来が力比べをしたとき
総重量190キロもあるこちらの大石を
誰も持ち上げられなかったのですが
義光が軽々と持ち上げたと
伝わっています。
蔵王温泉スキー場
蔵王温泉は全国的に有名な
スキー場として名が知られており
多くの観光客が訪れる他、
1月、2月に地蔵山頂付近で
見ることが出来る
自然が作り出した大迫力の樹氷は
スノーモンスターとも呼ばれ
幻想的な風景が楽しむ事が出来ます
蔵王ジンギスカン
山形市蔵王地区は
諸説ありますがジンギスカンの
発祥の地だとされており
蔵王地区は羊の羽毛産業が盛んでしたが
その後、化学繊維の普及に押され
羊農家を救済する為、
ジンギスカン料理が普及した
歴史があります
その為、温泉街を歩きますと
ジンギスカン料理が食べられる
お店が多く並んでおり
蔵王温泉の名物料理として
提供されています。
蔵王ジンギスカンの
関連記事はこちらです
蔵王バスターミナル
アクセスも良好で
山形駅からもバス一本で到着でき
また蔵王エコーラインを通り
宮城県から蔵王の御釜を観光してから
訪れる事も出来ますので
ぜひ蔵王温泉へ訪れてみてください
以上蔵王温泉の歴史と温泉街の
紹介でした。
こちらが史跡の場所です。
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