どーもKABUOです。
山形県大蔵村にあります
肘折温泉の歴史と史跡、
そして温泉街や観光スポットの
ご紹介します。
スポンサーリンク
肘折温泉の歴史と史跡をご紹介!
日本有数の豪雪地帯、肘折温泉。
冬には4mも降り積もる
豪雪地帯の温泉街ですが
冬にはしっかりと道路は排雪され
アクセスも良好となっており、
毎年冬には巨大な雪だるまが作られ
雪国ならではの趣向を巡らせ
観光客を大いに楽しませております
地蔵倉
肘折温泉の開湯の歴史ですが
807年、豊後国(現大分県)よりやって来た
源翁によって発見されたと
伝えられています。
伝説では源翁が道に迷っていた時に
洞窟でお坊さん(地蔵菩薩)と出会い
道案内をしてもらうかたわら
お坊さんが肘を折った際に
治療した温泉を教えられ、
ここに住んでもらい世の人々に
この温泉を知らせて欲しいと
頼みこまれました。
その後洞窟を地蔵倉、
温泉を肘折温泉と名前を付けて
守り続けたという伝説が残されており、
現在でも地蔵倉のお堂が残され
商売繁盛や縁結びが叶うとされ
多くの参拝客が訪れております。
肘折温泉が温泉場として栄えたのが
1390年頃の室町時代だとされ
月山登拝道として「肘折口」を開削、
1709年の記録には
2日で12115人も参拝者が宿泊し
大盛況だったと記録が残されており
歌人斎藤茂吉や宰相原敬も訪れた
歴史のある温泉です。
小松淵
肘折温泉の下流にあります
こちらの小松淵。
豪雨を降らせたり、田畑を荒らす等
村民に大きな被害をもたらす
大きな大蛇が小松淵に住み着き
新庄藩二代目藩主、戸沢正誠の命により
勇将小山八郎によって討伐されたとの
伝説が残されています。
新緑や紅葉の季節に応じて
小松淵では様々な美しい風景が
楽しむことが出来る
おすすめスポットです。
秋葉山の石碑
火伏せの意味合いを込めて
当時天下に名僧として知れた
宮城県瑞凰寺住職、南山和尚によって
文字が掘られた石碑が残されており
その後、江戸中期以降一度も
大火に見舞われず肘折集落は
安泰に暮らしたと伝わっています。
季節によりますが
春には山菜、秋にはキノコが
お土産屋さんにならび
田舎ならではの旬の味覚が味わえ
またお土産にもぴったしです。
石抱温泉
肘折温泉の秘湯、石抱温泉
旅館えびす屋さんが管轄している
野ざらしの天然露天風呂。
炭酸を多く含んでいる為、
体が浮かび上がる事から
石抱温泉と名前が付いており
温度は38℃とゆるま湯ですが
100%天然温泉は肩まで浸かれば
不思議と身体はポッカポカになります。
野ざらしのため虫とかゴ
浮いておりますが
旅館えびす屋さんに連絡しますと
清掃を行って頂けますので
入浴にチャレンジしてみてください。
旧肘折郵便局
お客さんは山形で有名な
銀山温泉には負けてしまいますが
のんびりとした時間が流れ
お客さんで込み合っていませんので
温泉に浸かりゆったりしたい方に
お勧めする温泉街となっております
現在も古い湯治場としての
雰囲気を色濃く残しています
肘折温泉にぜひ訪れてみてください
以上肘折温泉の歴史と史跡の
ご紹介でした。
肘折温泉の場所はこちらです
おすすめ関連記事
スポンサーリンク