どーもKABUOです。
2018年5月
中国北京を旅行にいった際の
記録をご紹介しています。
前回の記事はこちらです。
今回は世界遺産に登録されている
中国最大の大庭園、頤和園に
行った際の記録をご紹介します。
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世界遺産、頤和園をご紹介!
北宮門 入場チケット売り場
頤和園は1998年ユネスコの
世界遺産に登録された
中国最大の大庭園になります
入り口は、
東宮門から入る正門と
北宮門から入場する裏門からなり
今回は地下鉄のアクセスが良い
地下鉄北宮門から入場しました。
入場料金は頤和園に入場するだけなら
30元(2018年当時)で
入場できますが
チケットを購入しないと
入場できない施設エリアがあり
文昌院、仏香閣、徳和園、蘇州街には
別チケットが必要になり、
入場チケット売り場には
共通チケットも販売されており
60元(2018年当時)で
購入することが出来ます。
蘇州街
頤和園は1750年
清の皇帝、乾隆帝(けんりゅうてい)が
母親の長寿を祝って
造営したのが始まりになります。
1860年
イギリス、フランスの連合軍との
第二次アヘン戦争(アロー戦争)によって
破壊されてしまいますが
1888年、西太后が再建し
頤養沖和(穏やかさを養う)という
言葉をとって頤和園と名付けられました。
蘇州街は蘇州の街並みを気に入った
乾隆帝によって蘇州の街並みを
再現した地区になります
水路が流れている
古い中国の町並みの風景を
楽しむことが出来ました。
蘇州街を抜けますと
チベット様式の寺院が
建造されています。
1950年、
チベットへの軍事侵攻により
中国共産党とチベットの間には
政治的、宗教的対立が存在しますが
清の時代には
チベット仏教を保護を行い
他国の軍隊がチベットに攻め込んだ際
援軍を派遣する等、良好な関係が
築かれた時代もあったそうです。
万寿山区
頤和園のシンボル仏香閣。
階段を登りますと屋上から
頤和園の4分の3を占める
面積を誇る昆明湖が見渡す事が出来、
その大きさに度肝を抜かれます
正門から入りますと急勾配の
階段を登る事になりますが
裏門から入場すれば
降りていくだけなので楽チンでした
(* ̄∇ ̄*)
湖岸区
西太后によって再建された
頤和園ですが再建費用に
銀3000万量が流用され
国家防衛に支障をきたす要因となり
結果、日清戦争で破れてしまい
清王朝衰退していく原因となります
湖岸は目前に昆明湖が広がり
長廊と呼ばれる長い廊下には
水滸伝や三国志等、中国の古典が
描かれておりました。
あ~天女さまだ~(* ̄∇ ̄*)
中国でもコスプレの
文化があるんだな~
フォトモデルになって頂きました。
観光地でよく見かけたのが
高齢の両親を支える男性の姿、
一人っ子政策もあった事もあり
兄弟がいませんので
高齢のご両親を支えるのが
長男である男性の役目なのでしょう
写真のように
車イスを押して親孝行する
姿を多く拝見する事が出来ました。
中国の観光地は
土木技術がしっかりしているせいか
廊下がデコボコしてないので
階段以外でしたら車イスの
移動だけでも大丈夫そうです
徳和園
観劇を鑑賞するため
造られた演劇場で
節句や皇帝、皇后の誕生日に
歓劇会が催されたそうで
西太后もこちらで観劇を鑑賞され
写真が撮れませんでしたが
演劇場の正面に皇帝が座る
台座が配置されていました。
出口でもあり入り口でもある
正門に到着しました。
広々とした庭園を歩くのは
本当に疲れましたね~
地下鉄まで少し遠いので
帰りはタクシーを拾って
地下鉄に行くと良いと思います
庭園内にあります
案内板は日本語表記されており
ガイドブック無しでも十分楽し
中国の歴史を勉強したい方にも
おすすめの場所です。
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