どーもKABUOです
今回ご紹介しますのは
五所川原市金木町の観光スポット、
人間失格、斜陽を発表し
日本を代表する文学作家
太宰治と斜陽館について
ご紹介出来ればと思います。
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太宰治と斜陽館をご紹介!
太宰治記念館「斜陽館」
太宰治は五所川原市旧金木町出身で
現在太宰治の生家は市で保存され
太宰治の作品と歴史が学べる
斜陽館としてオープンされています
こちらが斜陽館の場所になります。
太宰治の本名は津島修治
1909年
県有数の大地主で貴族議員であった
津島源右衛門の六男として生まれ
幼少期を金木町で過ごしました。
生家であった斜陽館の中は
大地主と呼ばれた名家で
広々とした間取りをしており
昔では珍しい洋室も
完備されております
太宰治は結構な
お坊っちゃんだったんですね(* ̄∇ ̄*)
太宰治は学生時代
旧制青森中学校に入学し
青森市内で下宿生活を始め
芥川龍之介、井伏鱒二を
愛読するようになると
自ら雑誌や同人誌を発行するなど
作家を志望するようになります
この時期の太宰は
プロレタリア文学の影響を受け
左翼活動にのめり込んだ時でもあり
この時期に一度自殺未遂を
起こしてしまいます。
この彼の持つ自殺の衝動は
今後太宰の人生に深く関わってきます
東京帝国大学(東京大学)に入学後
井伏鱒二に弟子入りを果たし
小説家を志します。
しかし実家であります津島家との
家庭内問題や自信の女性問題により
心を病んでしまった太宰治は
銀座のバーで知り合った女性と
心中自殺を図りますが
太宰のみが生き残ってしまい
自殺幇助罪で問われましたが
太宰の兄、文治らの働きにより
起訴猶予処分となります
この時の事件の様子を
人間失格に書かれており
創作ではありますが
彼の心情が読み取れると思います。
その後の太宰の人生は
苦悩と自殺未遂、破滅の連続でした
大学を中退後
作家としてデビューを果たし
結婚をし子供をもうけた太宰でしたが
女性関係も派手に遊び
薬物中毒にも侵されてしまう
破滅的な人生を送りますが
その時の苦悩や心情が作品に書かれ
人間失格や斜陽、ヴィヨンの妻等を
書く原動力でもあり
多くのベストセラーを生み出します。
男の弱さや心情をよく書かれており
人間失格を読んでみると
どうしようもない屑な男が
主人公ですが自分にもこんな
一面があるのではないかと
考えさせられました。
そして
破滅的な人生の終わりを迎えます
遺書のように聞こえる
「グッド・バイ」という
未完の遺作を未完のまま残し
1948年
愛人の山崎富栄と共に
玉川上水で入水自殺を図ります
享年39歳
彼の破滅的な人生は
現在ではなかなか
受け入れられ事でしょう
しかし彼の死後以降も
多く映画化や評論されており
現在でも太宰治の作品は
多くの読者を魅了します
僕も二十代前半に読みあさり
太宰文学に感動して今回の斜陽館の
訪問に至る事になりました。
彼の文学や心情を触れる事が出来る
凄く良い施設でした。
津軽地方を訪れる際は
ぜひ訪問をお勧めします。
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