どーもKABUOです
仙台市太白区にあります旧秋保町
その昔、
山形の山寺地区と高瀬地区を結んだ
二口街道の古道があった場所です。
2018年9月に
街道筋を通りながら
太白区の観光スポットや史跡の
調査を行いましたので
ご紹介していきたいと思います。
今回は
二口街道の番所
野尻番所跡から出発し
秋保ビジターセンターを経由。
そして二口街道の美しい自然を中心に
お伝えできればと思います
山形県の二口街道の
記事はこちらです
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野尻番所跡と二口街道の歴史と史跡
野尻番所跡
仙台城を起点に山形城まで結んだ
古道、二口街道
山形県山寺地区と高瀬地区、
山伏峠と清水峠にと
二つに道が別れ険しい峠道を
歩くことから二口という
名前の由来になったとされます。
野尻足軽集落跡
野尻番所跡がある集落は
戦国時代には山形城主最上義光が
この地を治めていた秋保氏との間に
小競り合いがあったなど
軍事的に重要な場所でもありました
江戸時代になりますと
仙台藩により野尻番所が授けられ
足軽集を配布して土着させ
通行人の監視を行ったとされ
現在でも野尻集落には
足軽集落の痕跡が残っており
当時の面影が残っておりました。
秋保ビジターセンター
野尻集落から
二口街道に沿って進むと
秋保ビジターセンターに到着。
蔵王国定公園、
県立自然公園二口峡谷の
動植物や豊かな自然、
秋保温泉等の観光情報を
取り扱っております。
二口キャンプ場
秋保ビジターセンターを少し過ぎた
ところにあります二口キャンプ場
二口峡谷の豊かな自然に囲まれた
のどかなキャンプ場でした。
二口キャンプ場過ぎますと
林道に入り山道になります
道幅は狭くなりますが
夏に来たら涼しげな風に吹かれる
避暑地になることでしょう。
名取川流れるの美しい景観
渓流釣りを楽しむ方もチラホラと
磐司岩
名取川は本小屋で大沢と本流に分岐していますが、大沢側の大東岳南側を「裏磐司」と言い、姉滝の西・名取川の左岸を「表磐司」、右側を「日蔭磐司」と呼んでいます。どちらも、渓谷に臨んで岩の屏風を立てめぐらしたようにそそり立っています。中でも表磐司は、高さ80から150メートルの垂直な岸壁が3km 以上も連なる大パノラマです。絶壁のところどころには小瀑布がかかり、新緑と紅葉の季節にはすばらしい自然美を見せます。昭和20年、国の名勝に指定されました。
凝灰岩・集塊岩からなる柱状節理の大連壁で、二口峡谷の数ある景勝の中でも、圧巻と言える名勝地です
(せんだい旅日和引用)
二口街道も山道に差し掛かる頃
目の前に岩の絶壁が見てきます
磐司岩の由来ですが
この周辺で狩人の生活を送り
野山を駆け回ったマタギの祖と呼ばれる
磐二郎、磐三郎兄弟が
名前の由来になったとされ
磐兄弟は山寺を開いたとされる
慈覚大師と由縁のある人物で
こちらの記事で紹介されています
磐司岩から
山寺、高瀬地区の間には
まだ色々と史跡が残っておりますが、
ここから通行止!
山形市山寺まで以前は
交通できたそうですが
現在では毎年交通止めが続き
往来が出来なくなってしまったと
山寺出身の友人が話しておりました。
往来が可能になったとしても
道幅が狭いので道路拡張など
現実的な問題があると思いますが
また往来出来る日を楽しみに
心待ちにしていましょう
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