どーもKABUOです。
最近、法事があった際に
ヒルズサンピア山形を利用した時
ふと目に留まったのが
子供の頃よく連れて来られた
大型プールの跡地でした。
昔は、厚生年金休暇センターと呼ばれ
子供の頃、夏の時期になると
施設内にあった大型プールで
よく遊んでおりましたが
経営の採算が合わないため
現在はプールが封鎖されております。
廃墟と化した現在の姿に
悲しさとなんだか凄く懐かしい
気持ちに動かされ
現在の姿を写真に納めようと決意し
今回プール内部を撮影しました。
村山地方出身の方なら
一度は訪れたことがあるであろう
現在のプールの様子を
写真で記録に残しましたので
ぜひご覧ください。
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厚生年金休暇センタープール跡の写真
フェンス越しから見える現在の様子
厚生年金休暇センター(こうせいねんきんきゅうかセンター)は、かつて厚生年金保険加入者の福祉増進を目的として社会保険庁が設置した厚生年金福祉施設の一つ。厚生年金保険法第79条に基づき設置されている。社会保険庁に関連する財団法人である厚生年金事業振興団が運営していた。「ウェルサンピア」の愛称を用いていた。
(Wikipedia引用)
厚生年金休暇センターは
社会保険庁(現日本年金機構)が
関連する財団法人、厚生年金事業振興団が
運営していた施設になり
山形県内以外にも
全国都道府県に関連施設が
あったとされます。
プール受け付け入り口跡
厚生年金休暇センターの運用は
年金で運用されており
当時、日本にある関連施設だけで
約8億円の赤字があったとされた事や
社会保険庁職員による
天下りや汚職問題が発覚したため
2004年頃から
公的年金流用問題として
社会から強い関心が集められます。
公的年金流用問題(こうてきねんきんりゅうようもんだい)とは、公的年金制度によって集められた年金保険料が、本来の年金給付以外の用途に安易に使われていた問題である。2004年(平成16年)の年金制度改正時に、一層厳しくなる年金財政の状況を踏まえた改革が進められていく中で、年金保険料を投入して諸事業を進めてきた国や関連団体に対して、国民の厳しい批判の目が注がれた。また、年金給付以外に保険料を安易に使っているのは無駄遣いであると、国民に厳しく批判された。
(Wikipedia引用)
消えた年金問題がテレビで
報道されていた時だったでしょうか?
うっすらと覚えています。
更衣室跡
更衣室は現在は
ロッカーが撤去され
物置き場へと変わっておりました。
無造作に捨てられた靴
ヒルズサンピア山形では
2017年の冬季を持って
スケート場も閉園となりました
スケート場も子供の頃
よく遊んだ~。
水洗い場跡
その後、
2009年、社会保険庁は廃止され
あらたに日本年金機構が設立。
同時に、 厚生年金休暇センター等の
関連施設が次々と
民間企業へと売却されます。
2004年、政府は、公的年金保険料を年金給付以外の年金福祉施設等に安易に使用している公的年金流用問題が国会や新聞報道において批判されたことを受け、厚生年金会館や厚生年金休暇センターといったレクリエーション施設、厚生年金老人ホーム・厚生年金病院といった厚生施設等については、今後保険料を投入しないことを決定。
(Wikipedia引用)
大型プール跡
このプールは
プールの流れが一回転するように
設計されており
子供の頃は背が小さかった為、
プールの波に流されながら
浮き輪にしがみついて
溺れないようにしていたのを
よく覚えています。
現在はプールの底にヘドロと
残った雨水が溜まっておりましたが
そんな中でも生物は暮らしており
蛙とオタマジャクシの楽園と
化しておりました。
子供用プール跡
子供用プールの遊具も
黒く錆びれメッキが剥がれています
流れるプール以外にも
こんなプールがあったけな~
ここで食事にチャレンジしたっけ
ウォータースライダー跡
ここのロデオマウンテンは
スピードがあってぐわんぐわん
体を揺さぶって下に落ちるから
楽しかったな~。
小学生高学年位まで
友達と遊びによく行ったけな~。
売店跡
ここで大きなフランクフルトと
焼きそばを買ってみんなで食べたよ。
懐かしいな~
壊れた時計
2009年
厚生年金休暇センターは
現在のグリーン観光に売却され
名前をヒルズサンピア山形として
再出発すると同時に
コストがかかり運営が困難の
理由により民営化と同時に
プールが閉園となり
その長い歴史に幕が下りました。
終
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