どーもKABUOです。
山形県天童市から仙台市を結ぶ
国道48号線沿いにあります
作並街道を探索しました
今回は、作並温泉から東に進み
関所があった作並地区と
作並街道の宿場町として栄えた
熊ヶ根地区をご紹介します。
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作並地区と熊ヶ根地区の歴史と史跡
坂下境目番所跡
山形と仙台を結ぶ街道で栄えた
作並地区。
江戸時代当時。仙台城下町から
山形城下町へと向かう街道、
川崎町を抜ける笹谷街道、
山寺立石寺を抜ける二口街道、
そして関山峠を越える
作並街道があり各街道沿いには
番所を設置しました
関山峠は他の二つの街道と比べ
切り立った難所と呼ばれ、
主に湯殿山参りに行く行者が
利用した歴史があり
街道沿いには多くの石碑が
立ち並んでおります
作並仙台藩境目番所跡
作並温泉から東に進むと
作並地区の中心地に到着。
関所を設けたこちらの集落に
宿場町が形成され、
関山峠を越える旅人や物資の
取り締まりを行った仙台藩の
関所があった場所があり
史跡跡が残されておりました
作並駅
作並地区は
上から読んでも下から読んでも
同じ読み方をする
回文に力を入れており
その歴史は、
仙台市に深い関わりを持つ
生涯一千余りの回文を作った
廻文師・仙代庵という方がおり
その名は当時、江戸まで馳せ
仙台と縁のある仙代庵の偉業を顕彰し
作並温泉では回文を使った
町おこしを行っております
交流電化発祥地の碑
作並駅の駅内にある記念碑です
1954年から32年かけて
仙台駅から作並駅の間で
日本で始めて交流電化試験が行われ
後の新幹線の足掛かりを
築いた地となっています。
鎌倉山
作並駅から先に進むと
目の前に鎌倉山が見えてきます。
作並街道に宿場町があった時代から
その姿は変わっておらず
多くの登山客を楽しませており
鎌倉山の地名の由来は
後三年の役の際に源義家に従った
鎌倉景正がこの山に陣を
敷いて戦った説と、奥州合戦の際に
源頼朝が奥州藤原氏と戦う際に
この作並街道を通った説が
地名の由来になった二つの説が事から
どちらとも源氏が関係していることが
見てとれます。
かつてはロッククライミングの
メッカと呼ばれていましたが
岩の風化による落石で
現在は禁止となっております
新川の穴薬師
ニッカウイスキーの工場近くにある
岩谷堂があり安産祈願を願う
隠れた名所と呼ばれており
階段が風化しており
足元が大変滑りやすかったので
散策の際は注意してください。
鳳鳴四十八滝
作並街道脇を流れる広瀬川
その道中に鳳凰の鳴き声に
似てる事から名付けられた
鳳凰四十八滝と呼ばれており
夏場に訪れれば清涼感に包まれ
癒される事でしょう。
熊ヶ根駅
仙台市青葉区熊ヶ根地区に到着。
熊ヶ根地区も作並街道の
宿場町として栄えた歴史を持ちます。
興禅寺
熊ヶ根地区には戦国時代に
仙台一帯を治めていた
戦国大名国分氏の家臣達の
館や城趾が残っており
こちらの興禅寺の裏手の
竹林には国分氏家臣六丁目氏の
熊ヶ根城があったとされます。
熊ヶ根鉄橋
熊ヶ根地区にある熊ヶ根鉄橋
日本土木遺産にも選ばれる
高さ52メートルと
スケールの大きい鉄橋になります
電車が通ると凄く画になることから
写真家の間で密かな人気スポットとです
以上
作並地区と熊ヶ根地区の歴史と史跡の
ご紹介でした
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