どーもKABUOです
山形県の特産品で
全国的にも有名なのがサクランボ。
盛んに行われおり品種佐藤錦は
大粒で味も良く一箱3000円もする
高級サクランボとして知られております。
今回そんな佐藤錦の誕生秘話や
栽培の歴史をご紹介します。
さくらんぼ佐藤錦栽培の歴史をご紹介!🍒
日本にサクランボが持ち込まれたのが
1868年、ドイツ人ガルトネルによって
北海道に苗木を持ち込み植えられたのが
最初だとされております。
山形県でサクランボの栽培が始まったのが
1888年、寒河江市出身の
本多成充と渡辺七平衛が中心となり
農産物試験場をつくり
西洋野菜の栽培試験が行われると
キャベツやジャガイモ、リンゴと一緒に
サクランボの栽培試験が行われました。
全国的に栽培試験が行われましたが
梅雨や台風、霜による被害で
その他の地域では失敗に終わります。
比較的被害が少なかった
山形県だけ実績を残せた事から
栽培が行われるようになります。
佐直与衛門屋敷
若木開拓歴史資料館
赤松と若木林しかない未開拓の地でした。
1658年、東根を治めていた殿様に
開墾を最初に願い出たのが
佐直与衛門と数名の農民でありましたが、
米作りに適した土地ではなく
土地に合う作物を探し当てた結果、
リンゴやサクランボが適している事が分かり
東根市で果樹栽培が
行われるようになりました。
佐直与衛門屋敷は
現在でも親族の方がお住まいとなっており
若木開拓歴史資料館では
若木地区の開拓の歴史を学ぶ事が出来ます
佐藤栄助像
徐々に浸透していったサクランボでしたが
収穫期が梅雨の時期と重なるため品質が悪く
細々と試作されてるだけに過ぎませんでした
東根市出身の佐藤栄助は
1908年自信の株式投資の失敗によって
醤油醸造の家業を廃業。
家屋敷を整理し果樹園の経営を始め、
当時、奥羽本線の鉄道輸送に目を付け、
味が良く保存が効くサクランボの
品種改良に着手を始めます。
そして1922年、
黄玉やナポレオンを組み合わせた
新品種の改良に成功し佐藤栄作の名前を取り
佐藤錦と名付けら世に送り出されました。
佐藤錦を誕生させた功績により
建造されております
現在東根市ではサクランボの栽培を始め、
観光産業にも取り組んでおり
サクランボの種飛ばし大会等
ユニークなイベントが開催されております。
東根市に観光に訪れましたら
サクランボ果樹園の来園や
お土産にぜひ購入してください。
以上